晴海地区の既設汚水管渠は昭和30年代に整備され、現在地区外の佃島ポンプ場を経由し晴海幹線へ流入している。「豊洲・晴海開発整備計画(東京都)」に示された新たな開発計画に伴い、民間等の開発事業による排水量の増加に対応するために、汚水幹線(公共下水道晴海西幹線)を新たに整備する必要が生じた。晴海西幹線の新設により、開発事業ごとの排水調整槽や小口径管渠の下水道整備と比較して、開発制約が低減されることから、土地利用の有効活用が図られます。また、各丁目からの接続管もあわせて整備を行い、今後の開発事業の実施に寄与されるものとなります。

幹 線 名
幹線流域
管径・延長
現況汚水量
工事完了
施 行 者
・・・  公共下水道晴海西幹線
・・・  晴海二〜五丁目(流域面積約85ha)
・・・  φ300〜φ1000mm L=約1,500m
・・・  11,700m3/日 → 開発後汚水量:32,700m3/日
・・・  平成20年度末
・・・  独立行政法人 都市再生機構