UR都市機構における直接施工
公共下水道晴海西幹線
晴海アイランド全体に係る状況
SITUATION晴海地区位置関係/区分図
晴海アイランド全体に係る状況
大江戸線勝どき駅
晴海大橋
木遣り橋
木遣り橋
地下鉄大江戸線勝どき駅開通
2000年12月に大江戸線が全線開通。勝どき駅の新設により、晴海へのアクセスが格段に向上。
臨港地区一部解除
「東京港第6次改定港湾計画」の一部変更に伴い、晴海二丁目、三丁目、四丁目および五丁目の一部の臨港地区が2001年4月に解除。都市的な土地利用が可能になる。
晴海大橋・木遣り橋の開通
2006年3月に晴海大橋、2006年11月に木遣り橋が開通。これにより都心部と臨海部のアクセスが格段に向上し、交通・物流ネットワークの強化が図られます。
公共下水道整備
平成19年から公共下水道晴海西幹線の工事(施行者:都市再生機構)が行われ、平成20年度末に工事完了しました。
公共下水道整備の詳細
DRAINAGE SYSTEM晴海地区の既設汚水管渠は昭和30年代に整備され、現在地区外の佃島ポンプ場を経由し晴海幹線へ流入しています。
「豊洲・晴海開発整備計画(東京都)」に示された新たな開発計画に伴い、
民間等の開発事業による排水量の増加に対応するために、汚水幹線(公共下水道晴海西幹線)を新たに整備する必要が生じました。
晴海西幹線の新設により、開発事業ごとの排水調整槽や小口径管渠の下水道整備と比較して、
開発制約が低減されることから、土地利用の有効活用が図られます。
また、各丁目からの接続管もあわせて整備を行い、今後の開発事業の実施に寄与されるものとなります。
幹線名 | 公共下水道晴海西幹線 |
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幹線流域 | 晴海二~五丁目(流域面積約85ha) |
管径・延長 | φ300~φ1000mm L=約1,500m |
現況汚水量 | 11,700m3/日 → 開発後汚水量:32,700m3/日 |
工事完了 | 平成20年度末 |
施工者 | 独立行政法人 都市再生機構 |
UR都市機構は直接施工制度を活用し、
ここ晴海地区において公共下水道(晴海西幹線)の整備を行っています。
工事区域(航空写真) |
工事区域(航空写真) |
直接施工制度とは、UR都市機構の面整備事業(晴海三丁目西地区再開発事業)と併せ、
地方公共団体(東京都)に成り代わって公共施設を整備する制度です。
下水道管構造のイメージ
〜晴海西幹線は、推進工法により下水道管を築造しています〜
工事件名 | 晴海三丁目西地区(再)公共下水道 晴海西幹線他その1・その2工事 |
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発注者 | 独立行政法人都市再生機構東京都心支社 |
施 工 | 大成・淺沼建設工事共同企業体 |